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アサギマダラの飛来を期待し、サワフジバカマの手入れをする永井敏弘さん(中央)ら=伽耶院
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アサギマダラの飛来を期待し、サワフジバカマの手入れをする永井敏弘さん(中央)ら=伽耶院
花に止まるアサギマダラ=神戸市灘区(永井さん提供)
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花に止まるアサギマダラ=神戸市灘区(永井さん提供)

 季節ごとに生息地を移動する「アサギマダラ」を兵庫県三木市志染町大谷の伽耶院に呼び寄せる取り組みが進んでいる。発案者は「大谷山伽耶院に、藤袴を復活させてアサギマダラを呼ぼうの会」の永井敏弘代表(67)=神戸市須磨区。同院駐車場にサワフジバカマ100株を植えた。早ければ今秋にも飛来する可能性があり、「楽しみにしてほしい」と笑顔で呼び掛ける。

 アサギマダラは、春に北上して本州の高原などで夏を過ごし、秋には温暖な気候を求めて南下する「渡りチョウ」。過去には2千キロを移動した個体が確認され、日本から台湾まで飛行したものもいたという。

 40年近く同院を参拝する永井さんは、アサギマダラが、神戸市灘区の摩耶山にある天上寺と西播磨地域に飛来▽蜜を吸うフジバカマのように白くて揺れるものに寄る-点に着目。「神戸と西播磨の中間で谷あいの風が吹きやすいこの地なら飛来するはず」と考えた。

 「伽耶院修験の森を守る会」の北地宏行代表(62)=同市北区=らも協力し、5月下旬に作業を始めた。生い茂る雑草を抜き、コンクリート廃材などを破砕した「再生砕石」を土の中から取り除いた。10日かけて土壌を整え、6月中旬に植えたという。

 成長すると、秋に淡い紫色の花を咲かせるサワフジバカマ。永井さんは「園芸種だが、チョウはこの花の蜜も吸う」といい、「将来的には京都で育てる原種のフジバカマもこちらに移植したい」と説明する。

 伽耶院の新たな風景となりそうなアサギマダラの飛来。永井さんは「アサギマダラの飛来をきっかけに伽耶院の参拝者が増えればいい」と話した。(篠原拓真)

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