三木

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勝次さん(右)とトレーニングする大坪蒼哉さん=三木市緑が丘町東(勝次さん提供)
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勝次さん(右)とトレーニングする大坪蒼哉さん=三木市緑が丘町東(勝次さん提供)
32歳で初めて世界の頂点に立った勝次さん=2019年10月、東京・後楽園ホール(本人提供)
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32歳で初めて世界の頂点に立った勝次さん=2019年10月、東京・後楽園ホール(本人提供)

 兵庫県三木市緑が丘町出身のプロキックボクサー勝次(本名・高橋勝治)さん(33)=東京都=が今春帰省したのを機に、臨時休校中の地域の子どもたちとトレーニングに励んだ。緑が丘中学校2年生でバスケットボール部の大坪蒼哉(そうや)さん(13)は、勝次さんと約20キロのロードワークに挑戦したことが大きな自信になるなど、プロから刺激を受けた。(大橋凜太郎)

 勝次さんは緑が丘中出身で、三木東高在学中にキックボクシングを始めた。専門学校卒業後は、東京・蒲田に移住して目黒藤本ジム入り。「蒲田のロッキー」との異名で親しまれ、2019年10月にはプロ62戦目で世界王者となった。

 20年2月の国際大会で足の骨を折ると、患部を癒やすために一時、地元に戻った。間もなく新型コロナウイルス感染症の影響で学校が休校となったため、トレーニングする公園には、体を動かす子どもたちの姿が見られるようになった。

 勝次さんは、偶然居合わせた子どもたちと、坂道ダッシュやジャンピングスクワットなどで汗を流し、知人の息子にあたる大坪さんとは、毎日のように体力トレーニングを共にした。

 足腰を鍛えるためにロードワークも実施。走る距離は4キロから徐々に延ばし、ついには20キロに挑戦することに。同中学校周辺から呑吐ダム(三木市志染町三津田)を目指し、10キロに到達したところで折り返した。

 「差を付けるなら今。休校期間が明けたら周りをびびらしたれ」などと励まし続けた勝次さん。完走した大坪さんは「達成感でいっぱいだった。勝次君とだからできたこと」と感謝した。

 幼い頃から勝次さんの練習に取り組む姿勢に感銘を受け、師匠と仰ぐ大坪さん。「有名になって、変わった自分を見てもらうことが恩返しだと思う」と、NBA選手になる目標に向かって前進した。

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