三木

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屋内訓練場にもある=県広域防災センター
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屋内訓練場にもある=県広域防災センター
グラウンドに保管されている車両=県広域防災センター
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グラウンドに保管されている車両=県広域防災センター

 兵庫県広域防災センター(同県三木市志染町御坂)のグラウンドに、鉄道用の車両がある。遠目にしか観察できないが、鮮やかな栗色「マルーンカラー」が目を引く車体は、まさしく、あの阪急電車だ。(大橋凜太郎)

 同センターは2004年の開設。「電車に関する訓練の機会がほしい」という消防職員からの要望を受け、阪急電鉄から2車両を譲り受けた。もう1車両は、屋内訓練場に配備する。

 「昔の車両では扉の型式や車内の構造が異なり、訓練に支障が出る」との配慮から、提供されたのは現行車両。架線からの電力がなくても扉の開閉や車内放送ができるように改造された。中間車両だが、先頭車両に見えるように運転席も取り付けられている。

 屋外の車両は大規模災害の訓練用で、窓などを破壊しても修繕できるように、予備の部品もある。屋内訓練場の車両は、駅付近での事故を想定した訓練で使用されることが多く、毎年、県内からレスキュー隊員約30人が集結。救助器具を使って車体を持ち上げるなどしている。

 8月には、この春に消防学校へ入校した新任消防士が、屋外の車両で大地震を想定した救出訓練を行う。県消防学校の担当者は「ご厚意のおかげで実践的な訓練ができる。災害がないことが一番だが、いざという時に経験が生きるはず」と話していた。

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