三木

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パネル掲示された三木飛行場にまつわる資料=三木市立中央図書館
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パネル掲示された三木飛行場にまつわる資料=三木市立中央図書館
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パネル掲示された三木飛行場にまつわる資料=三木市立中央図書館

 第2次世界大戦中に兵庫県三木市と加古川市、稲美町にあった「三木飛行場」に関する資料展示が三木市立中央図書館(三木市福井)で開かれている。建設工事の様子を示す資料や特攻隊員の遺書など約150点が並び、風化する当時の記憶や記録を伝える。16日まで。

 郷土史家らでつくる「三木飛行場を記憶する会」が主催した。同飛行場は1944年に旧日本陸軍が設置し、朝鮮人労働者や地元住民などが人力で整備。約2千メートルの滑走路などが設けられた。この地で訓練した若者24人が鹿児島県知覧から特攻へと飛び立ったほか、本土決戦時の特攻用として集められた練習機の部隊も訓練していたという。

 今回は戦後75年に合わせ、総括と位置付けた。体験者や関係者から聞き取ったインタビューの内容や特攻隊員の遺書とともに、第76振武隊として特攻出撃し沖縄洋上で亡くなった長谷川武弘少尉が、両親に宛てたはがきの内容を展示。文章を基に、飛行機の翼の下で手紙をしたためる少尉の姿を、会員の知人が繊細な鉛筆画で表現している。

 宮田逸民代表(64)=三木市=は「1992年に話を聞き、再び活動を始めたのが20年後。故人も多く、もっと早く聞いておけばと後悔している」と振り返る。「三木飛行場やここから飛び立った人がいると知ってもらい後世に語り継がないといけない。今がいかに平和で幸せかを考えるきっかけになれば」と話した。展示解説会を8日午後1時から予定している。(篠原拓真)

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