三木

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作品を前に思いをはせる、夫の小林勝さん=三木山森林公園森の風美術館
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作品を前に思いをはせる、夫の小林勝さん=三木山森林公園森の風美術館
小林勝さんが「表情が穏やかで、見ていると気持ちが落ち着く」と語る人物画=三木山森林公園森の風美術館
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小林勝さんが「表情が穏やかで、見ていると気持ちが落ち着く」と語る人物画=三木山森林公園森の風美術館

 昨年4月に亡くなった洋画家・小林欣子さんの追悼展(神戸新聞社後援)が27日、兵庫県三木市福井の三木山森林公園森の風美術館で始まった。100号の大作を中心に、小林さんが心象を託した25点が並ぶ。9月22日まで。

 日展会友で、美術団体「東光会」の審査員も務めた小林さん。三木市に住んでいた時期もあり、2011年には、設立に尽力した同美術館で開館記念の個展を開いた。

 夫の勝さん(85)=神戸市西区=は「自分の感情を通して表現していた」と振り返る。四つのテーマ「風」「時」「海」「糸あやつり」を繰り返し描き、亡くなった人への思いや人生の苦悩などを作品に投影したという。

 会場には、人物の背景に経本をあしらった「遠い日」やユリを携えた女性を描いた作品が並ぶ。静物画では、鮮やかな黄色が目を引くミモザの花は、生命力にあふれている。勝さんは「それぞれの作品にメッセージが込められていると思うが、見た人の感じ方に委ねたい」と話していた。

 詩人の井口幻太郎(本名・徹)さん(72)=三木市=は、小林さんを姉のように慕っていた。追悼展には詩を寄せて哀悼の意を表し、小林さんの上品さと気高さをユリ科の植物にたとえて表現。「礼儀作法など、生き方について多くを学んだ」としのんだ。

 入場無料。水曜休館。午前10時~午後5時(22日は午後4時まで)。三木山森林公園TEL0794・83・6100

(大橋凜太郎)

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