三木

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延期を経て、上映されたローカル線の存続をテーマにした映画=三木市文化会館
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延期を経て、上映されたローカル線の存続をテーマにした映画=三木市文化会館
作品に込めた思いを語る山本篤さん=三木市文化会館
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作品に込めた思いを語る山本篤さん=三木市文化会館

 神戸電鉄粟生線をはじめローカル線の存続をテーマにした映画「神さま、わたしの鉄道をまもって。~三木の紅龍伝説~」の試写会が30日、兵庫県三木市福井の市文化会館で開かれた。約500人が関わるなど「市民みんなで作った映画」を、心待ちにしていた関係者約200人が観賞した。(大橋凜太郎)

 「粟生線の未来を考える市民の会」代表で、医師の山本篤さん(51)が企画。三木駅下り駅舎が焼失したことをきっかけに、映画の自主製作に関わる旧友・小西イサオさん(52)に映画製作を持ち掛けた。

 クラウドファンディングで支援金を募ったところ、250人以上の協力を得て目標の100万円を突破。主題歌と挿入歌は地元の高校生が担当し、ロケには多くの市民がエキストラとして参加した。

 撮影は昨年4月に始まり、クランクアップを迎えたのは同12月。今年4月の試写会に向けて準備を進めたが、直前に新型コロナウイルス感染症の拡大による緊急事態宣言が発令された。収束を待って上映することも考えたが「現実のコロナ禍と、劇中で電車が止まった際の閉塞(へいそく)感が重なった」と山本さん。「今こそ見てもらうべき映画」と考え、感染症対策を徹底した上で上映を決めた。

 物語は、神社の宮司の一人娘を中心に展開する。電車の運転士になる夢と跡継ぎの宿命に思い悩む中、三木駅が焼失しまちの活気が失われていく。観客は映像美と熱のこもった演技に見入り、終幕後の会場は拍手に包まれた。

 総合プロデューサーも務めた山本さんは「市民活動の目標は『みんなに笑顔になってもらうこと』。映画製作を通して、そんな根本に気付かされた」と振り返った。9月20日には、同会場で一般上映を行う。チケットは無料で、映画の公式サイトを通して申し込める。

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