三木

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厳しい暑さが続き枯れかけたアジサイ=あじさいフローラみき
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厳しい暑さが続き枯れかけたアジサイ=あじさいフローラみき
散水設備を整えたエリアでは、アジサイが息を吹き返した=あじさいフローラみき
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散水設備を整えたエリアでは、アジサイが息を吹き返した=あじさいフローラみき
園内ではナラ枯れとみられる被害も=あじさいフローラみき
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園内ではナラ枯れとみられる被害も=あじさいフローラみき

 6月に開業したアジサイ園「あじさいフローラみき」(兵庫県三木市別所町高木)が早くも危機を迎えている。8月の降水量がゼロだった影響で一時はアジサイ約1万5千株のほとんどが枯れかけたほか、イノシシによる被害や、昆虫が病原菌を媒介して広葉樹が枯れる「ナラ枯れ」も発生。オープンから1年もたたないうちに噴出する課題に管理者は頭を抱えている。(大橋凜太郎)

 同園は旧三木ホースランドパークふれあいの森をリニューアルし、6月に開園した。約2万平方メートルの敷地に市民が植えたアジサイが咲きそろい、1カ月で約8500人を集めた。

 観賞期間が終わった8月上旬には、剪定(せんてい)作業を行い、来年に向けた準備を進めていたが、降雨が全くない状況にスタッフは危機感を募らせた。予感は的中し、一帯の葉や茎が次々としおれていった。

 日中に水をやると根元に届くまでに蒸発する可能性が高いため、早朝か夕方以降に根気よく散水した。一時は枯れ果てたかと思われたが、スタッフの熱意に応えるように新芽が出た。一部区域に簡易な散水設備を配置すると、息を吹き返したように葉が茂った。

 9月の降雨も相まって危機的状況は脱したが、来年に向けて課題は残った。指定管理者は市に対し、手作業で水をまくのは非効率として、自動で散水できる設備の必要性を訴えている。

 また、イノシシがアジサイを根元から掘り返す被害は多い日で50株にもおよび、侵入防止柵の設置も急務に。ナラ枯れの被害木約30本も、来園者の安全を確保するため、原則切り倒す方針という。

 指定管理者は「高齢のスタッフが多いので、手作業が多いと体調面が心配。設備を整えないと、維持費も膨れ上がってしまう」と嘆いている。

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