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高校生バイオサミットで環境大臣賞を受けた(左から)福本愛奏音さん、穂積芳季さん、亀田友弥さん、田中朝陽さん、山口夏巳さん=小野高校
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高校生バイオサミットで環境大臣賞を受けた(左から)福本愛奏音さん、穂積芳季さん、亀田友弥さん、田中朝陽さん、山口夏巳さん=小野高校

 全国の生徒が生命科学の研究成果を競う「高校生バイオサミットin鶴岡」で、小野高校(兵庫県小野市西本町)の生物部員5人がスミレのDNA解析によって従来の分類定説を覆し、上位5校に授与される環境大臣賞を受けた。県内の高校が大臣賞を受けるのは初めて。(笠原次郎)

 2011年に始まった同サミットは、先端生命科学研究所を山形県鶴岡市に置く慶応義塾大学などでつくる実行委員会の主催。10回目を迎えた今年は80校から110テーマの応募があり、新型コロナウイルス感染症の影響で8月24、25日にオンラインで開催された。

 小野高からは、生物部長の3年亀田友弥(ともや)さん(18)=三木市=▽副部長の3年田中朝陽(あさひ)さん(18)=同=▽3年福本愛奏音(あかね)さん(17)=加西市=▽3年穂積芳季さん(18)=加東市=▽2年山口夏巳(なつみ)さん=同市が出場。昨年、先輩が代々取り組んできたスミレの研究を引き継いだ。

 国内に約60種あるスミレのうち「コミヤマスミレ」は非常に暗い場所に生育し、葉も暗い色をしている。ところが1975年に植物学者が出版した本では、このスミレは、主に明るい場所を好む「ミヤマスミレ」の仲間に分類されていた。

 この分類に疑問を持った5人は県内外でスミレ約50種を採取し、千枚以上の葉をDNAで解析。その結果、コミヤマスミレが実は薄暗い場所を好む「ツクシスミレ」の仲間であることが分かった。発表を担当し、審査員特別賞も受けた亀田部長は「図鑑が間違っていることをこの手で証明できた」と興奮気味に話す。

 DNA解析を担当した唯一の2年生、山口さんは「従来の分類に疑義があるスミレがほかにもあるので、3年生の研究を引き継いで、明らかにしていきたい」と意気込んでいる。

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