三木

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水引幕などを新調した屋台=六社神社
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水引幕などを新調した屋台=六社神社
長年使い続けた水引幕なども展示した=六社神社
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長年使い続けた水引幕なども展示した=六社神社
新たに「退治もの」をあしらった高欄=六社神社
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新たに「退治もの」をあしらった高欄=六社神社

 兵庫県三木市細川町中里の六社神社で秋祭りに使う屋台が新調され、11日に氏子らへのお披露目があった。屋台の水引幕を替えるのは、1867(慶応3)年以来初めてといい、輝きを取り戻した屋台を前に、地域住民らは祭りへの思いを高めていた。(篠原拓真)

 同神社では、上南、下南、鍛冶、谷口の氏子4地区が秋祭りの運営を順に担ってきた。高齢化が進む中、単独での運営は困難となり、2018年に「六社神社屋台保存会」を設立した。

 屋台改修は「年に1度の祭りに、若者に帰ってきてもらいたい」と10年ほど前から検討。保存会設立と同時に動き始め、費用約1100万円は、氏子らの寄付や宝くじの収益を活用する「コミュニティ助成事業」の補助金などで補った。

 新調したのは、水引幕と高欄、ちょうちん、布団締めの4種類。水引幕は以前と同じように黄金色の竜を施し、屋台を取り巻いた。

 1903(明治36)年から使い続けた4枚の高欄は、源平合戦の「一ノ谷の戦い」を表現。新しい高欄では、スサノオノミコト▽オオクニヌシノミコト▽源頼光▽源頼政-が怪物を退治する逸話を描いた。

 屋台本体も修理し、やりや弓の一部が折れていた彫刻は新品同様に。地域住民は美しくなった屋台を見つめて記念撮影していた。同保存会の加藤久勝会長(72)は「新調は氏子の長年の夢だった」と目を細めた。

 新型コロナウイルス感染症の影響で、今年は秋祭りを中止し、新たな屋台で地域を回ることはできなかった。加藤会長は「来年を楽しみに待ちたい。大切に使い、屋台や祭りを次世代にしっかりと引き継ぎたい」と力を込めた。

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