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キャンペーンがスタートし、ポスターを掲げる飲食店=三木市福井
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キャンペーンがスタートし、ポスターを掲げる飲食店=三木市福井
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 「Go To Eat ひょうごキャンペーン」で食事券の使用が29日から始まった。国の飲食業界支援事業「Go To イート」の一環で、1万円で1万2500円分の食事券が手に入る。これに合わせ、兵庫県三木市は登録事業者に5万円の現金支給を決めた。都市部では広がりを見せるものの、中小店舗には投資や手続きがネックになり、市内飲食店で参加の動きが鈍いためだ。市は現金支給で利用店を増やし、少しでも誘客につなげたいという。(篠原拓真)

 「Go To イート」は、地域の登録店で使える食事券と、予約サイトを経由して飲食店を利用するとポイントがもらえる「オンライン飲食予約」がある。

 食事券は都道府県単位で扱い、来年3月末まで使える。購入は専用ホームページやはがきで申し込む。オンライン飲食予約は、13社の予約サイトを通じて飲食店を利用した人に、昼食時間帯は500円分、午後3時以降は千円分のポイントを与える。

■伸び悩む登録

 参加には、新型コロナウイルス感染症の予防対策を記した「外食業の事業継続のためのガイドライン」に取り組むことが求められる。市内の食事券参加店は約80店、オンライン飲食事業は十数店にとどまっており、参入件数は伸び悩む。

 三木市福井の「和空間喫茶 夢郷」ではこの日、食事券参加を知らせるポスターを掲示した。入り口には手指用の消毒液、室内には空気清浄機を設置。営業許可書や感染対策の様子を写真で送る必要があるが、店主の三嶋隆憲さん(62)は「ハードルはさほど高くなかった」と説明する。

 しかし、同店もオンライン飲食予約は参加を見送った。「2人で調理と接客をするので予約管理までは無理」といい、「設備も準備しないと。個人店には難しい」と打ち明ける。

■個人店、年配者…

 また、市内の商工関係者からは「登録が難しく、年配の経営者には無理なようだ」との声も。三嶋さんも「換金して振り込まれるまでに1カ月以上かかる。すぐに現金が必要な個人店は手を出しにくいのでは」とする。

 そうした中、三木市は感染対策や設備投資などのコスト負担を軽くするため、「Go To イート」の登録事業者に5万円を支給することにした。資金不足で参加をためらう飲食店の背中を押す目的で、11月から申請を始める。

 市幹部は「どうしても参加店舗の多い神戸・阪神地域に効果が流れてしまいがち。店舗を支援することで参加店を増やし、三木市内への誘客につなげたい」と力を込める。

【特集】目で見る兵庫県内の感染状況

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