木工ものづくり作品展が、兵庫県三木市与呂木のギャラリー驟(しゅう)で開かれている。同県加古川市の白石建三さん(73)、律子さん(70)夫妻が、生活用品からドールハウスまで多彩な約200点を出品している。22日まで。
2人のものづくりは約20年前、子ども用のおもちゃを木工で作る律子さんを、建三さんが手伝ったことから始まった。建三さんの退職後は自宅に工房を構え、創作を続けている。
作品は全て夫妻の手作りで、スケッチを基にパソコンで設計図を作り、木材を糸のこで切断。パーツを組み上げた後は、人体に無害なワックスを掛けて仕上げている。会場には、七福神やサンタクロースの飾り物のほか、小物入れといった実用品も並ぶ。
夫妻は「季節を象徴する作品を並べた。ぜひ、来て楽しんでほしい」と話している。
午前10時~午後5時(22日は午後3時まで)。16、17日は休み。入場無料。ギャラリー驟TEL0794・83・5567
(大橋凜太郎)
