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長年にわたる菊作りが評価され、特別賞を受けた志染中学校の生徒=三木市志染町井上
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長年にわたる菊作りが評価され、特別賞を受けた志染中学校の生徒=三木市志染町井上

 志染中学校(兵庫県三木市志染町井上)が、市菊花展覧会で特別賞を受賞した。本年度で閉校となる同校は1972年から、「1人1鉢」として生徒が菊の栽培に取り組んできた。展覧会では半世紀に及ぶ活動が評価され、生徒らは喜んだ。

 志染地区の特産品でもある菊花。志染中では伝統的に菊の栽培を続けており、「総合的な学習の時間」の一環として全生徒が携わった。

 「昔は苗作りからやっていた」と自身の体験も交え振り返るのは、卒業生の山本学道校長。現在は地域住民から提供された苗を、鉢に移すところから生徒らが育てている。

 今年は生徒1人が2鉢の菊を育てた。各クラスから集まるボランティア部が中心となり、土作りから始め、肥料や花の形を整える「輪台」を準備した。これまで引き継がれてきた資料を基に、生徒に植え方を指導する役割も担ったという。

 水やりは全生徒を3班に分けて担当を決め、朝の授業前と放課後に行った。猛暑となった夏休みも欠かさず続けた。アブラムシの発生や生い茂る脇芽を丁寧に処理し続け、ピンクや白、黄色の菊花約120鉢が大輪の花を咲かせた。2年生の今枝愛里副部長(14)は「無事に咲いた、とみんなが笑っている姿を見てうれしかった」と話す。

 表彰状には「伝統を守り栽培技術の継承に努められ、菊花の普及に大きく貢献された」と記された。3年生の横山菜々美部長(15)は「菊の栽培が代々受け継がれてきたのはすごいこと。やっぱり誇らしいですね」とほほ笑んだ。(篠原拓真)

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