恵方巻き、食べて心身元気に 地元食材で300本販売

2021/01/20 05:30

健康と幸福への願いが込められた恵方巻き=三木市緑が丘町中1

 手づくりショップふきのとう(兵庫県三木市緑が丘町中1)内で活動するグループ「龍(たつ)まき寿(ず)し」が、節分を前に、恵方巻きの予約受け付けを始めた。安心して食べられる食の提供を掲げ、地元の食材にこだわった3種を計300本販売する。予約のみで、28日まで。 関連ニュース 加古川中央市民病院の職員が感染 新型コロナ 兵庫・東播地域で21人感染 20日、新型コロナ 明石で新型コロナ11人感染確認 80代女性2人死亡

 今年は地球の公転周期と暦にずれが生じた影響で、例年より1日早い2月2日が節分になる。地元サンロード商店街の活性化を目指す同グループは、2017年から毎年、恵方巻きを販売。竹皮に包んで渡すのが恒例になっている。
 具材は毎年、試行錯誤を重ねており、今年は7種の具材と渦状の卵焼きで運気上昇を願う「招福巻」(888円)▽播州百日どりを使った「彩菜巻」(千円)▽焼きアナゴ入りの「口福巻」(1300円)-を用意した。
 調理は同グループの5人が中心となって、新鮮なまま食べてもらおうと、受け渡し当日に作業を始める。女性(50)=三木市=は「恵方巻きを食べて、体も心も元気になってもらいたい」と願っている。
 予約前に食べ比べたい人向けに、恵方巻き3種を「味くらべパック」として販売している。予約した恵方巻きの受け取りは2月2、3日の正午~午後5時半。ふきのとうTEL0794・84・1920
(大橋凜太郎)

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