甘い香りにふと足止めて ロウバイ見頃 三木・稲見酒造
2021/01/26 05:30
造形美が目を引くロウバイ=三木市芝町
稲見酒造(兵庫県三木市芝町)の敷地内で、ろう細工のような「ロウバイ」が見頃を迎えている。花は道路に面して咲いているため、通りがかった人々が甘い香りを楽しみ、光沢のある黄色い花をめでている。
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植えられた時期や由緒は不明だが、例年十日えびすが終わった後に咲き始めるという。
通常より10日ほど早く開花した昨年とは打って変わり、今年は下旬にようやく花が開いた。25日時点でもつぼみが多く見られ、満開となるのは2月上旬の見込みという。
近くに住む男性(76)は、開花を心待ちにしている一人。同社の許可を得て、持ち帰った花を生け花に使ったり、飛来するメジロと花の共演を楽しんだりしている。
男性は「心が和む美しさ。2時間でも3時間でも飽きずに見ていられる」と話していた。
観賞や写真撮影は、道路からのみ可能。(大橋凜太郎)