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餅切りの踊りを披露する赤鬼と黒鬼=蓮花寺
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餅切りの踊りを披露する赤鬼と黒鬼=蓮花寺

 平和と豊作、厄よけを願う「鬼踊り(追儺(ついな)式)」が7日、兵庫県三木市口吉川町の蓮花寺で営まれた。今年は新型コロナウイルス感染症対策のため無観客とし、関係者のみで開催。静まりかえった本堂では、たいまつを持った大鬼が豪快に踊り、子どもたちが担う子鬼が華麗に舞った。

 鬼踊りは、平安時代末期に始まったとされる。明治初期以降に中断と再開を繰り返し、1966年に復活した。市無形民俗文化財に指定されている。

 式では、大般若経600巻の転読法要が執り行われた。17人の僧侶が経典を広げ、奉納者や鬼の面などを前に祈とう。赤、青、黒鬼からなる大鬼と子鬼が登場し、僧侶に導かれながら「鎮守堂」を参拝した。

 大鬼と子鬼は本堂に戻ると、「清めの踊り」など12の踊りを披露した。大鬼は踊りの最後に、手に携えたたいまつを柱にたたきつけて消火し、本堂内には火の粉が舞った。4人の子どもによる子鬼は「四方拝」などを踊った。

 例年は餅まきなどがあるが、いずれも同感染症で中止に。赤鬼を初めて務めた岸本和也さん(33)は「無心で踊った。蓮花寺地区の人たちの教えもあり、無事に終えることができた」とほっとした表情だった。密祐浩住職(58)は「鬼踊りを途切れさせることにならなくてよかった。祈りが疫病退散につながれば」と話した。(篠原拓真)

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