五輪陸上仏代表 たこ揚げで本番前の息抜き楽しむ
2021/08/01 05:30
「三木凧の会」のメンバー(中央)からたこを受け取った選手ら=県立三木総合防災公園(県教育委員会提供)
兵庫県三木市内のたこ愛好家らでつくる「三木凧の会」が30日、県立三木総合防災公園(同市志染町三津田)陸上競技場を訪れ、東京五輪に向けて合宿に取り組むフランス陸上競技チームにたこを贈った。選手らは早速、競技場内でたこ揚げに挑戦し、夏の空に赤地のたこが舞い上がった。
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三木市は、フランス陸上競技チームのホストタウンとして登録され、2019年にも同チームが合宿を実施。同会によるたこのプレゼントは同年に続いて2回目となる。
この日、三木凧の会の藤田善信会長らがたこを持参し、5人の選手が受け取った。赤地に「福笑」と大きく書かれたたこには、フランスと日本の国旗もあしらい、女子400メートルリレーのエバ・べルジェ選手は「とてもきれいです」と感動。芝生でたこ揚げを楽しみ、県教育委員会の担当者も「ひとときの息抜きになったようだ」と目を細めた。
藤田会長は「誰よりもフランス代表選手を応援している。本番でも頑張ってほしい」と話し、男子三段跳びのジャン・マルク・ポントビアンヌ選手は「まずは予選を突破できるように頑張りたい」と答えた。(篠原拓真)
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