三木市などの公共施設が午後9時までに まん延防止で利用制限

2021/08/03 05:30

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 兵庫県に「まん延防止等重点措置」が適用され、三木市は2日、公共施設や社会教育施設などの利用時間を原則、午後9時までとすることを決めた。期間は3日から31日まで。今後の感染者の状況により変更する可能性もあるという。 関連ニュース 台風7号兵庫を縦断、21人重軽傷 13市町34万人に避難情報 県、被害相次いだ香美町に災害救助法を適用 JR西、16日の始発から運転再開 福知山線や播但線など一部区間は昼~夕方に 「曽祖父の戦争知りたい」神戸の高校生 祖母の記憶継承、平和願う気持ち新たに

 市は県の感染リバウンド防止対策の延長に伴い、1日から、公共施設や社会教育施設の利用時間を午後9時半までにしており、さらに30分前倒しした。
 三木山総合公園(三木市福井)は屋内施設、吉川総合公園(同市吉川町西奥)は屋内・屋外施設ともに利用時間を午後9時までに短縮する。市の担当者は「今後、感染拡大も懸念される。不要不急の外出を避けるなど感染対策に留意を」と話している。
 北播磨地域の他市町でも公共施設の利用条件が変更され、西脇市では「茜が丘複合施設みらいえ」内のこどもプラザの利用を、県内から市内在住者に制限。多可町では町内すべての公共施設について、利用時間を午後9時までとした。
 小野市も2日までに、市内公共施設の開館時間を最長午後9時までとすることを決めた。いずれも期間は31日まで。
 また、まん延防止等重点措置に伴い、北播磨地域の飲食店の酒類提供は午後8時まで、営業は同9時までとなる。
(まとめ・長沢伸一)

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