世界に一つの“輪ゴムギター” 子どもたちが制作
2021/08/09 05:30
世界に一つだけの輪ゴムのギターを作る子どもたち=青山公民館
輪ゴムと割り箸でギターを作る「かがく工作教室&おはなし会」が8日、青山公民館(兵庫県三木市志染町青山3)で開かれた。子どもたちは大人の指導を受けながら、世界で一つの“マイギター”を完成させた。
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イベントは、夏休み期間の図書館利用促進と本の紹介を兼ね、小学生を対象に企画された。市内全図書館で催され、青山公民館内にある青山図書館では、初めて開催された。
イベントでは、同館職員が輪ゴムのはじき具合で音の大小が、ゴムの太さや長さの違いで音の高低が変わると説明した。
子どもたちは、ティッシュの空き箱に割り箸やつまようじを接着し輪ゴムを装着。箱には画用紙を巻き、カブトムシなどの絵を描いたり、シールを貼ったりして飾り付けた。
また、教室では接着剤が乾く時間を利用し、絵本の読み聞かせも実施した。輪ゴムがどこまで伸びるかを題材とした絵本では、ベッドから月まで伸びる様子が描かれ、「どこまで伸びるん」と驚く声も上がった。
子どもたちは完成した輪ゴムのギターを華麗な指さばきで演奏し、緑が丘小学校2年の男児(7)は「作るのは初めてだったけど簡単にできた。楽しかった」と笑顔を見せた。(篠原拓真)