プロゴルファー小鯛さん、子ども食堂にレトルト食品を寄贈
2021/08/11 05:30
子ども食堂にレトルト食品を寄贈した小鯛竜也さん(中央)=三木市本町2
神戸市西区在住のプロゴルファー、小鯛竜也さん(31)がこのほど、中央公民館(兵庫県三木市本町2)で開かれている子ども食堂にテレビマッチで獲得したレトルト食品200食分を寄贈した。
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小鯛さんは新型コロナウイルスの影響で試合の中止が相次いだ昨年、社会貢献活動として「Birdie For Someone」を立ち上げた。児童養護施設への菓子配布や、大会の優勝賞品を保育園や子ども食堂にプレゼントするなどの活動を行っている。
今回は、9月に三木市志染町窟屋にジュニアアカデミー開設を予定しているなどの縁があり、同市内の子ども食堂への寄贈を決めたという。
7日、ボランティアグループ「NPOみんなの城」が、毎週土曜日に中央公民館で開催している子ども食堂を訪問。「帰って食べてよ」と声をかけながらレトルト食品を手渡し、受け取った約20人の子どもたちに笑顔が広がった。
小鯛さんは冬にもレトルト食品200食分を贈る予定で「喜んでもらって笑顔を見られるのが一番」と話した。(長沢伸一)