大塚食品、三木市に「マッチ」寄贈 フードロス削減の一環

2021/08/31 05:30

仲田一彦市長(右)から感謝状を受け取る大塚食品の田本修戦略企画部長=三木市役所

 大塚食品(大阪市)はこのほど、清涼飲料水「MATCH(マッチ)ミネラルライチ」(500ミリ)2万4千本を兵庫県三木市に寄付した。品質に問題はないが、賞味期限が一定期間過ぎたことで市場に流通できなくなった商品といい、フードロス削減の一環として寄贈した。 関連ニュース 【ボンカレー】みんなが知っている、あの「ホーロー看板」の秘密 全国に9万5千枚…実は営業マンの“汗と努力”の結晶だった ジャワティ35周年 ロングセラーなのに「売ってない」どこで買える?…メーカー担当者に聞いた ボンカレーのサンドイッチ フジパン

 今回の寄贈は、企業と自治体の橋渡し役を担う「官民連携事業研究所」(大阪府四條畷市)が仲立ちする形で実現した。大塚食品は三木市を含めた6自治体に同商品を寄付した。
 マッチミネラルライチは「マッチ」誕生25周年となる今年3月に発売開始。カロリーを抑えながらミネラルも補給できる特徴があるという。27日にあった寄贈式では、大塚食品の田本修戦略企画部長が「マッチはスポーツドリンクと同等のナトリウムを含むビタミン飲料。微炭酸で爽快感もあり、熱中症予防や水分補給に適しているのでぜひ活用を」と話した。
 市は寄贈された2万4千本を、市内ゴルフイベントでの配布やクールチョイス賛同者らへの提供、子育て家庭への食品配達などに利用する。(篠原拓真)

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ