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最後の寄付となった生理用品などの寄贈式(三木市提供)
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最後の寄付となった生理用品などの寄贈式(三木市提供)

 兵庫県三木市内を中心に奉仕や地域活動に尽力してきた国際ソロプチミスト三木が歴史に幕を下ろした。会員減少と高齢化に加え、新型コロナウイルス感染拡大に伴うチャリティーイベント中止の影響もあり、8月末限りで解散。最後の1年間は424万円を寄付し、18年間の活動に終止符を打った。(長沢伸一)

 国際ソロプチミスト三木は2003年7月に発足した。国際ソロプチミスト神戸が親クラブとなり、約1年間の準備期間を経て会員21人でスタートした。創立時からのメンバー、七島礼子さん(70)は「会員はほとんど初対面。でも、一つの目標に向けて活動していくうちに交流が深まり、三木の行政にも関心を持つようになった」と振り返る。

 ゴルフ場が多い三木市の利点を生かしたチャリティーゴルフや、バザーを開催。児童センターへの絵本やおもちゃの寄贈、市立中央図書館や北播磨総合医療センターの「ソロプチミスト文庫」の創設などに取り組んだ。竹川千代子さん(72)は「以前寄付したおもちゃを大事に使ってもらっていたのがうれしかった」と話す。

 近年は高齢化が進み、会員は減少する一方で、最後の1年は12人となり、半数の6人が80代。さらに昨年からの新型コロナ禍でチャリティーゴルフは2年連続で中止となった。

 昨年10月の例会で解散案が出された。会員からは「20周年まで頑張ろう」という意見も出たが「コロナでチャリティーもできていない」「新会員の勧誘にも行けない」と、12月の例会で解散を決めた。

 最後の年となった2021年は積立金を活用。2月にはコロナ下で奮闘する病院関係者を支援しようと、北播磨総合医療センターに200万円を贈った。DV被害者を支援する「ウィメンズネット・こうべ」や、望まない妊娠をした人を支える「マナ助産院」など市外の施設・団体にも寄付を行った。

 最後の寄付は、生理用品や児童センターの絵本やおもちゃ計40万円分を三木市に渡した。会長の宮永綾子さん(58)は「困っている女性のために何かできないかと考えた。ソロプチとしての支援は終わるけど、今後も何らかの支援活動は続けていきたい」と話している。

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