ずらり秋、あぜ道鮮やか 三木各地でヒガンバナ開花

2021/09/22 05:30

真っ赤な花の蜜に誘われたチョウ=三木市別所町石野

 彼岸を迎え、兵庫県三木市内の田んぼや畑のあぜにヒガンバナが咲いている。真っ赤な花に蜜を求めてとまるチョウの姿や、黄金色に実った稲穂との美しい競演が、秋の訪れを感じさせる。(長沢伸一、篠原拓真) 関連ニュース ソバとヒガンバナ、休耕田で満開 「おいしい新そばに期待」 淡路市 ヒガンバナ咲き始めた 100メートルの「赤じゅうたん」 ヒガンバナ満開、92歳男性が丹精 加西・東横田の市道沿い

 ヒガンバナは9月ごろに茎を伸ばして一斉に花を咲かせる。球根に毒性があり、農家が害獣対策としてあぜに植えるようになったともいわれる。
 三木市別所町石野の畑の横では、約40メートルの畑のあぜにヒガンバナが一列にずらり。花の蜜に誘われた黄色のチョウが楽しげに周囲を飛び回る。
 同町花尻1の農地でもヒガンバナが田んぼを彩る。近くに住む男性(85)が自生していた球根を植え替えたといい、近くにはコスモスも咲く。「夏の気温がどれだけ高くても秋には花が咲く。母親と墓参りした記憶を思い出します」と男性。同市府内町のあぜにも群生し、黄金色の稲穂の横で、風を受けて真っ赤な花を揺らしている。

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