空き倉庫で「キタハリマルシェ」開催 参加女性ら手作り店舗で野菜や絵本販売

2021/10/18 05:30

手作りブースに並んだ商品を求めて多くの人が来場した「キタハリマルシェ」=三木市福井3

 起業体験イベントに参加した女性たちが手作りした店舗で持ち寄った商品の販売などを行う「キタハリマルシェ」が17日、兵庫県三木市福井3の空き倉庫で開かれた。多くの人が来場し、野菜やアクセサリー、絵本などを買い求めた。 関連ニュース <兵庫県高校駅伝>女子1区、須磨学園の池野が区間賞 <兵庫県高校駅伝>男子1区、西脇工の新妻遼己が区間新記録 28分22秒 兵庫県高校駅伝がスタート 優勝校は12月21日の全国大会へ

 起業体験イベントは三木青年会議所(JC)が主催。参加した約30人の女性が、空き倉庫で廃材を使い、DIY(日曜大工)で自らの手で店舗を作り上げた。
 この日は参加者が自主製作した5店舗に加え、三木JCの店舗も出店。新型コロナウイルス対策で、入場者は50人までとするなどの制限を行った。
 廃材のレトロな雰囲気に合わせた黒電話や昭和期のノートを並べた店のほか、光が届きにくい空き倉庫の薄暗さを利用したマッサージ体験なども出店。子どもから大人までが空間を生かした仕掛けを楽しんでいた。
 企画した三木JCまち創り委員会の竹ノ内幸恵子委員長(40)は「イベントが実際の店作りに役立ったという人もいた。今回のイベントの活力を次年度の活動につなげたい」と話していた。(長沢伸一)

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