衆院選・兵庫4区 立候補者に聞く(上) 赤木正幸氏(46)維・新
2021/10/21 05:30
赤木正幸氏
■ビジネスの視点で活性化
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「世の中いろいろ問題だらけなんだな」。幼い頃から、多くの暗いニュースを見て漠然と感じていた。高校時代には「自分でこの社会をいい方向に変えたい」と思うようになり、政治家を志した。
大学は法学部。大学院で政治学を専攻した。将来を見据え、まずは大手不動産会社に就職し、その後独立。20代で地方自治や政策研究に取り組み、自治体に入り込んでまちづくりにも参加した。現在は不動産関連のIT会社を経営する。「まだ完全にビジネス界の人間」と語る。
2012年の衆院選で、出身地の岡山から立候補したが落選。今回から兵庫に国替えした。冷え込む地域経済を、ビジネス的な考えに即して、いかに回復させていくのかを考えている。
コロナ禍の中で、働く世代の所得をどう増やすのか。自身が起業した際、独立するにはリスクが伴うことも痛感した。「一歩前に踏み出す人がチャレンジしやすい世の中にしたい」と目標を掲げる。
政治学を学んだビジネスマンは、地域経済活性化について、「今までの経験から、自分が一番得意としている分野」と自信をのぞかせる。(杉山雅崇)
【メモ】赤木正幸(あかぎ まさゆき)「遅くても、やらないよりは絶対いい」がポリシー。起業家らしく、いいアイデアを思い付けば、なるべく実行に移すことを心掛けている。自身が生まれた2月22日は「ネコの日」。休日の楽しみは、いずれも雄ネコで、珍しい種類の「ボンベイ」や「ペルシャ」の2匹とゆったり過ごすこと。独身で、「(ネコを含めた)男3匹で暮らしています」と笑う。
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