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完成した脱臭炭を贈る三木北高総合科学環境研究部員ら=三木市志染町青山6
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完成した脱臭炭を贈る三木北高総合科学環境研究部員ら=三木市志染町青山6
校庭で育てるケナフの世話をする部員ら=三木市志染町青山6
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校庭で育てるケナフの世話をする部員ら=三木市志染町青山6
ケナフの脱臭炭。絹の袋も部員が縫った=三木市志染町青山6
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ケナフの脱臭炭。絹の袋も部員が縫った=三木市志染町青山6

 三木北高校(兵庫県三木市志染町青山6)総合科学環境研究部の部員らが、アフリカ原産の植物「ケナフ」を育て環境保全活動に挑戦している。ケナフを収穫し、表皮や花で草木染に取り組むほか、ケナフが吸収した二酸化炭素を固定化するため茎で脱臭炭を製作。部活動で持続可能な開発目標(SDGs)を実践している。(篠原拓真)

 総合科学環境研究部の部員らは7日夕、絹の袋に詰めたケナフの脱臭炭を同市社会福祉協議会の担当者に手渡した。「竹炭などと比べて消臭率は高く、効果は3カ月程度。煮沸で再利用が可能です」と説明し、9袋に分けた炭を贈った。

 紙の原料としても知られるケナフは一年草で、二酸化炭素吸収量が他の樹木と比べて多いとされる。生徒らはこの点に注目し、栽培に取り組んだ。昨年6月に種をまき、毎朝30分の水やりなど世話を続けてきた。

 2メートルほどに成長したケナフは昨年末に部員が伐採し、樹皮と茎に分類した。茎は、神戸市シルバーカレッジの「ケナフの会」に炭焼きを協力してもらい、脱臭炭として有効活用。樹皮や花は煮出して古いカーテンを染め、淡い茶色が印象的なエコバッグが完成した。

 ケナフが枯れて分解されたり、焼却されたりすると、吸収した二酸化炭素が再放出されるため「炭化で二酸化炭素の固定化を狙った」と3年生の藤原優希さん(17)。「自分たちでこういうことができると知れてよかった。無駄なく活用できて成功」と活動を振り返った。

 同部ではケナフの樹皮を集めて紙を作ることも目指しており、今年5月にはケナフの種をまき、現在は収穫作業に汗を流す。2年生の山本赳滉部長(17)は「地域や周囲の人が環境やSDGsに興味を持ってもらえるように、部活動を続けていきたい」と話した。

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