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改修を終え、輝きを取り戻した随神門(手前)と拝殿=若宮神社
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改修を終え、輝きを取り戻した随神門(手前)と拝殿=若宮神社
拝殿内には寄付をした酒蔵7社のたるも飾られている=若宮神社
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拝殿内には寄付をした酒蔵7社のたるも飾られている=若宮神社

 昨年から続いていた若宮神社(兵庫県三木市吉川町稲田)の改修事業が完了し、新しくなった随神門や拝殿などがお目見えした。いずれの建造物も老朽化が進み、本殿や幣殿を改修した2000年以来の大改修となった。鳥居近くにある随神門は屋根の銅板が輝き、氏子らは「新しくよみがえった神社で新年のお参りをし、良い年にしてほしい」と呼び掛ける。(篠原拓真)

 若宮神社は、村人が小社を建立したことから始まるとされ、毘沙門城などを治めた藤田広興が1491年、武運の祈願所として領地を寄進し社殿を造営した。三木合戦で一時荒廃するが、氏子らが改修したと伝わり、その後もたびたび修繕や改修を繰り返してきた。

 今回の改修事業は、年号が変わるのを機に動き始め、氏子らが「令和改修事業建築委員会」を設立した。氏子や会社、氏子地区から酒米山田錦を受け取る酒造会社などから寄付を集め、昨年春に工事を開始。随神門▽拝殿▽本地堂▽檀尻(だんじり)蔵-を建て直すなどした。

 神域に邪悪なものが入らないように防ぐ意味がある随神門は、1672年に建てられ、四つの中では最も古い建造物とされる。1802年に柱替えの改修記録が残るなど、たびたび細かい補修をしてきたが、近年は「屋根が落ちかけ、つっぱりで支えていた」と宮地喬宮司(67)。今改修では柱を中心に一部を残しながら屋根などを一新した。

 工事は今年11月で終了。落成記念披露は、新型コロナウイルス感染症の影響から見送られた。同委員会の田中松三委員長(73)は「無事に立派な改修ができ、みなさんのおかげ」と感謝し、「披露の場を設けることは当分できないが、初詣で新しい神社の様子を見てもらいたい」と願った。(篠原拓真)

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