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新型コロナウイルス退散を願い、たいまつを振るう鬼=大宮八幡宮
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新型コロナウイルス退散を願い、たいまつを振るう鬼=大宮八幡宮

 兵庫県三木市本町2の大宮八幡宮(はちまんぐう)と月輪寺(がちりんじ)で15日夜、無病息災を祈る伝統行事「三木鬼追式」があった。新型コロナウイルス感染症対策で2年連続で非公開での開催。氏子が赤鬼と黒鬼に扮(ふん)し、たいまつを回して同感染症の収束を願った。

 三木鬼追式は江戸時代前期に始まったとされる神仏習合の行事。豊臣秀吉の朝鮮出兵で戦死した三木城主・中川秀政を悼み、戦国武将の加藤清正が赤鬼の面の奉納を命じたことが発端になっているという。1937年に月輪寺の本堂移転や戦争のために中断し、63年に氏子ら有志が「三木鬼追保存会」を結成して復活させた。

 まず、鬼役の氏子らが月輪寺で祈祷(きとう)を受けた。土井崇明住職(64)が口伝を授け、「鬼追式は疫病退散を祈願する行事が起源。三木に降りかかる厄災を焼き尽くす思いでたいまつを回してほしい」と伝えた。

 続いて、大宮八幡宮でもおはらいを受けた鬼は、たいまつを手に石段へと移動。たいまつで3度、円を描いた。鳥居前では「オーニゴン、ハリー(鬼頑張れ)」の掛け声に合わせ、たいまつやおのなどを振って舞った。

 藤原朋也さん(19)は、祖父や父、2人の兄が務めた鬼役を担った。「鬼の面のミシミシという音が『コロナをやっつけたるぞ』という声に聞こえた。生きてるみたいで怖かったが、これで退散してもらえたら」と話していた。(長沢伸一)

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