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たいまつを振り、力強く舞う鬼=金剛寺
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たいまつを振り、力強く舞う鬼=金剛寺

 新型コロナウイルスの収束などを願う春祭りが10日、兵庫県三木市大村の金剛寺で一般非公開で行われた。江戸時代から続くとされる「鬼追い式」では、最古の面を着けた赤鬼と黒鬼が、力強く舞った。(小野萌海)

 春祭りは本来、五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災、家内安全を祈る行事だが、今年は諸魔退散に特化して行った。新型コロナの収束や平和を願い、数十年ぶりに約400年前に作られた最古の鬼面を使用した。

 感染症対策で「勢子(せこ)」役の子どもやみこは参加せず、2020年に行う予定だった5年に1度の稚児行列も再延期とした。

 本堂での大般若経の転読には、赤鬼と黒鬼が同席。加持祈祷(かじきとう)により法力を得た鬼は「鬼追殿」に移動し舞を奉納した。太鼓やほら貝が鳴り響く中、山から下りてきたことを表すつるをまとい、たいまつを振りながら荒々しく舞った。

 黒鬼によるやり突き、赤鬼による餅切りも披露した。続けて、行者講による柴燈護摩もあった。

 鬼追いの奉納は大村地区と平田地区が交代で務める。今年は昨年に引き続き大村地区が担当し、西垣豪起(ひでき)区長は「なんとしても後世に伝承したい」と臨んだという。

 赤鬼を務めた大村地区の藤原明仁さん(31)は「村の年配の人たちも見たことのない貴重な面をかぶれて幸運。迫力を出すため大きな動きを心掛けた」と振り返り、黒鬼を務めた内藤真弥さん(27)は「赤鬼との歩幅やタイミングを合わせるのが難しかったが、満点だった」と満足げだった。

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