兵庫県立三木山森林公園(三木市福井)で、コバノミツバツツジが見頃を迎えている。園内の遊歩道のそばで鮮やかなピンクや赤紫の花が咲き誇り、来園者を楽しませている。
コバノミツバツツジは、ツツジ科の落葉低木。同園では、茶室近くの「つつじ尾根」に約400本が群生している。10年ほど前から周辺の木を伐採して日当たりを改善して、人の目の高さに花を咲かせるようにした。
今年は4月初旬ごろから色づき始めた。新緑の木々の中で、ピンクや赤紫のツツジのコントラストが映え、遊歩道を通る人たちが春らしい風情に見入る。
同園の浅田卓さんは「新緑と鮮やかに色づいたツツジの共演を楽しんでもらいたい」と話している。
見頃は4月下旬まで。県立三木山森林公園TEL0794・83・6100
(長沢伸一)
