兵庫県三木市の画家、立花千栄子さんの個展が、県立三木山森林公園森の風美術館(同市福井)で開かれている。立花さんは個展会期中、がんのため63歳で死去。闘病中に描き上げた「命の賛歌」など77点が故人の遺志を伝える。30日まで。(長沢伸一)
立花さんは40年前からイラストレーターとして活動を始め、絵本や教科書の挿絵、ポストカードなどを手掛けた。2008年からは同公園のイベント用チラシの表紙を担当。公園に通って動植物をスケッチし、図鑑で調べながら絵を仕上げた。姉の金川初美さん(65)は「子どもの頃に見たふるさと三木の風景と同じ公園の良さに引かれたのでしょう」と振り返る。
笑顔のキツツキ、パンをほおばる子どもたち、色づいたモミジ…。13年間、季節に合わせてほのぼのとしたチラシを描き続けた。
精力的に活動していた18年、肺にがんが見つかった。化学療法で闘病しながら絵への情熱は衰えなかった。今月初めに完成した「命の賛歌」には立花さんの思いがこもる。満開の桜と太陽。桜の下では女性が吹く笛の音に合わせて動物たちが集まり、太陽の光が動物や人、植物の全ての命を照らしているかのように輝く。
新型コロナウイルスの影響で1年間延期になった個展の開催を待ち望んでいたという立花さん。会場レイアウトは自身が考案。エントランスには「命の賛歌」のほか、擬人化された母鳥が子どもを育てる「つなぐ・いのち」、赤い空を飛ぶ金色の船を描いた「旅立ち」の3点を展示。同公園のチラシの原画41点や、神戸電鉄恵比須駅など、思い出の場所を描いた作品が並んでいる。
自宅療養中だった立花さんは会場に足を運べなかったが、動画や芳名帳を見ながら来場を喜んでいたという。個展開会から2日後の21日に息を引き取り、長女の池田継那さん(38)は「母の作品が大勢の人の記憶に残り、感動してもらえたら母も幸せと思う」と話している。
午前10時~午後4時(30日は午後3時まで)。同公園森の風美術館TEL0794・83・6100

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