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M's KOBE

海と山に囲まれた港都・神戸。明治期の開港をきっかけに、映画やジャズ、ファッションなど西洋文化をいち早く取り入れ、モダンでハイカラな街として発展してきました。

神戸新聞では2018年7月から市内9区をひと月ずつ訪ね歩く「マンスリー特集」をスタート。これまで紙面掲載された記事を集めました。神戸らしさを象徴する「海(Marine)」「山(Mountain)」「音楽(Music)」「神戸牛(Meat)」「出会い(Meet)」、そして「マンスリー(Monthly)」の頭文字「M」をあしらった、その名も「M's KOBE」。

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地域の人々に支えられ 本紙元町専売所の名コンビ活躍 2021/01/22

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笑顔でポーズを決める本松信さん(右)と和上将基さん=元町専売所

 本紙元町専売所(神戸市中央区下山手通4)は、「若さ」が売りだ。フレッシュな2人の所員に、二宮泰彦所長(47)も「まだまだ全部を任せることはできないかな」と笑いながらも、期待を寄せる。

 4年目になる本松信さん(34)と、1年目の和上(わがみ)将基さん(21)。2人とも以前に西代専売所(長田区神楽町4)で働いた経験があり、明るい性格の名コンビだ。

 60~70代が中心の配達員を引っ張っているのが本松さん。年下ながら「任せといて」とリーダーシップを発揮し、コミュニケーションの要となっている。最年少の和上さんも、持ち前ののみ込みの早さで、チラシの折り込みなどの仕事をてきぱきとこなしている。

 飲食店などが多い繁華街の元町エリアだけに、配達先で飲み物を出され、のどを潤すことも少なくないという。「地域の人の気遣いが励みになる」と本松さん。和上さんも「みんないい人ばかり。働いていて楽しい」と笑顔をみせる。

 地域の人々に支えられながら日々奮闘する2人に、二宮所長は「新聞業界はどうしても古くさいところがある。若い力で新しい風を吹き込んでくれたら」とエールを送る。(森下陽介)