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M's KOBE

海と山に囲まれた港都・神戸。明治期の開港をきっかけに、映画やジャズ、ファッションなど西洋文化をいち早く取り入れ、モダンでハイカラな街として発展してきました。

神戸新聞では2018年7月から市内9区をひと月ずつ訪ね歩く「マンスリー特集」をスタート。これまで紙面掲載された記事を集めました。神戸らしさを象徴する「海(Marine)」「山(Mountain)」「音楽(Music)」「神戸牛(Meat)」「出会い(Meet)」、そして「マンスリー(Monthly)」の頭文字「M」をあしらった、その名も「M's KOBE」。

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上方落語の定席「喜楽館」PR ミントビジョンで動画放映 2020/02/01

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 上方落語の定席「神戸新開地・喜楽館」(神戸市兵庫区新開地2)をPRする動画の放映が1日、JR三ノ宮駅前のミントビジョンで始まった。動画では太鼓や拍子木が鳴る中、新開地の今と昔の写真が交互に映し出され、落語家が演目を披露する様子がテンポ良く流れる。今後、兵庫県や神戸市の施設などでも上映する予定。(村上晃宏)

 喜楽館は、関西では「天満天神・繁昌亭」(大阪市)に続く2番目の定席として、2018年7月にオープン。地元のNPO法人「新開地まちづくりNPO」が運営する。

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 上方落語協会の落語家が出演する「昼席」や団体貸し切り向けの「朝席」、浪曲やジャズライブなどもある「夜席」を設ける。昼席は土日や長期休暇の時期、館内の212席が満席になることも。毎月11日に神戸市民、同12日に県民を対象にした企画を実施するなど、集客に力を入れる。

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 また、喜楽館の来館者が新開地周辺の飲食店などを利用することで、地域経済の活性化も期待される。そこで、さらなるアピールのため、県や市、神戸商工会議所、神戸新聞社でつくる「郷土振興調査会」が動画作成に取り組んだ。

 動画は30秒と、ショートバージョン15秒の2種類。1924(大正13)年ごろの湊川公園や、55(昭和30)年ごろの神戸松竹座周辺の写真が登場し、今の風景と比較して映し出される。神戸出身の落語家、桂三ノ助さんが高座に上がり、羽織を脱いで演目を披露し、最後に頭を下げて終わる。

 同法人事務局長の藤坂昌弘さん(37)は「新開地の雰囲気と落語の魅力が詰まった動画。喜楽館に足を運ぶきっかけになってほしい」と期待を寄せる。