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M's KOBE

海と山に囲まれた港都・神戸。明治期の開港をきっかけに、映画やジャズ、ファッションなど西洋文化をいち早く取り入れ、モダンでハイカラな街として発展してきました。

神戸新聞では2018年7月から市内9区をひと月ずつ訪ね歩く「マンスリー特集」をスタート。これまで紙面掲載された記事を集めました。神戸らしさを象徴する「海(Marine)」「山(Mountain)」「音楽(Music)」「神戸牛(Meat)」「出会い(Meet)」、そして「マンスリー(Monthly)」の頭文字「M」をあしらった、その名も「M's KOBE」。

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魚のさばき方や模擬競り体験 中央卸売市場で魚河岸デー 2020/02/16

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 普段は一般開放されていない中央卸売市場(神戸市兵庫区中之島1)の雰囲気が満喫できる「魚河岸デー」が15日、開かれた。年2回あり、毎回約6千人近くが来場する一大イベント。30軒の魚仲卸業者らが、威勢のいい掛け声で出迎えた。

 交流を通して魚のおいしさを再確認してもらおうと、同市場運営協議会と神戸おさかな普及協会が主催している。新鮮な魚介類販売のほか、卸している飲食店による出店や各種体験コーナーもあった。

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 「お魚さばき方教室」では約20人の参加者が、タイの3枚おろしに挑戦。骨に苦戦しながらも刺し身や鍋用の切り方を教わった。近くの明親小4年の女児(10)は「ひれの近くを切るのは硬くて難しかったけれど、包丁の角度を工夫できた」と話した。

 「リンリン」という鐘の音が鳴り、人だかりができたのは模擬競り会場。ウニやカニなど約20種類が、競売に掛けられた。600円でハマグリの詰め合わせを落とした同市東灘区の会社員の女性(23)は「酒蒸しにして食べます」と笑顔だった。

 会場には市内の魚屋を紹介するパネル展示もあり、神戸水産物卸協同組合の山本仁理事長は「ここで食べておいしいと感じたら、ぜひこれからは近所の魚屋へ」と呼び掛けた。(喜田美咲)