People People

M's KOBE

海と山に囲まれた港都・神戸。明治期の開港をきっかけに、映画やジャズ、ファッションなど西洋文化をいち早く取り入れ、モダンでハイカラな街として発展してきました。

神戸新聞では2018年7月から市内9区をひと月ずつ訪ね歩く「マンスリー特集」をスタート。これまで紙面掲載された記事を集めました。神戸らしさを象徴する「海(Marine)」「山(Mountain)」「音楽(Music)」「神戸牛(Meat)」「出会い(Meet)」、そして「マンスリー(Monthly)」の頭文字「M」をあしらった、その名も「M's KOBE」。

Kobe
People People People

きれいになった「楠公さん」帰還 神戸・湊川公園に再設置 2020/03/23

記事

 湊川公園(神戸市兵庫区荒田町1)の楠木正成の銅像が23日、修復を終えて戻ってきた。近くの住民らは写真を撮るなどして、きれいになった「楠公さん」の帰還を喜んだ。

 銅像は「大楠公殉節600年祭」があった1935(昭和10)年、神戸新聞社が募金活動し、計15万人以上の賛同を得て寄贈した。像は高さ約3メートルで、新調された台座は2・5メートル。前足を高々と上げ、いななく馬にまたがる甲冑姿の騎馬像は躍動感にあふれている。

 同市兵庫区役所の建て替え工事に伴い、2017年に公園内で仮移転。その後、馬の左足かかと部分などに破損が見つかり、昨年7月から東京で修復作業を行っていた。

 新たに設置されたのは、公園の南側。神戸市中部建設事務所によると、新開地商店街から真正面に像が見える場所を選んだという。近くの女性(77)は「ここやったら見えやすくてええわ」と、しげしげ眺めていた。

 現在はフェンスで囲まれているが、周囲の芝生や柵を整備し、27日にお披露目予定。同日午後、湊川神社によるおはらいなど、関係者で完工式を行うという。(小谷千穂)