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M's KOBE

海と山に囲まれた港都・神戸。明治期の開港をきっかけに、映画やジャズ、ファッションなど西洋文化をいち早く取り入れ、モダンでハイカラな街として発展してきました。

神戸新聞では2018年7月から市内9区をひと月ずつ訪ね歩く「マンスリー特集」をスタート。これまで紙面掲載された記事を集めました。神戸らしさを象徴する「海(Marine)」「山(Mountain)」「音楽(Music)」「神戸牛(Meat)」「出会い(Meet)」、そして「マンスリー(Monthly)」の頭文字「M」をあしらった、その名も「M's KOBE」。

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特区シリーズ第6弾は「北区」 有馬街道を北上し魅力探る 2019/08/11

記事

 海風を背に市街地から有馬街道を越えて、あるいは新神戸、六甲山トンネルを抜けて六甲連山の北側に出ると、「港町・神戸」とはまったく違った神戸に出合う。(西竹唯太朗)

 約240平方キロメートルと市内最大、市全体の4割超の面積を占める神戸市北区には、現在、約21万2千人が暮らしている。

 主要幹線に沿うように住宅街が広がり、日本三古湯の一つ有馬温泉には年間約176万人が訪れる。日本一の酒米と称される「山田錦」の栽培面積は339・64ヘクタールに上る。

 遊びにも事欠かない。

 ロッククライミングの聖地「百丈岩」(同区道場町)や六甲山森林植物園(同区山田町)、あいな里山公園(同)など自然と触れ合うスポットのほか、パブリックコースを含め、11のゴルフ場が集まる。

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 山田村(武庫郡)、有馬町、有野村、道場村、八多村、大沢村、長尾村(有馬郡)、淡河村(美嚢郡)が、戦後の1947~58年にかけ兵庫区に編入され、73年に同区から分区して北区が誕生した。今春には北神支所が「北神区役所」に昇格した。

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 平清盛や源義経、豊臣秀吉など、数多くの歴史上の偉人たちがたどったとされる道が今も残る同区。神戸版特区シリーズ第6弾は「北マンスリー 街道を行く」と題し、“大動脈”である有馬街道を北へ、北へと歩きながら、交通の結節点として発展を遂げたまちの歴史や豊かな自然の中で生きる人々の暮らしぶりを追う。