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M's KOBE

海と山に囲まれた港都・神戸。明治期の開港をきっかけに、映画やジャズ、ファッションなど西洋文化をいち早く取り入れ、モダンでハイカラな街として発展してきました。

神戸新聞では2018年7月から市内9区をひと月ずつ訪ね歩く「マンスリー特集」をスタート。これまで紙面掲載された記事を集めました。神戸らしさを象徴する「海(Marine)」「山(Mountain)」「音楽(Music)」「神戸牛(Meat)」「出会い(Meet)」、そして「マンスリー(Monthly)」の頭文字「M」をあしらった、その名も「M's KOBE」。

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泣き相撲で赤ちゃん70人健やかに 神戸・有間神社 2019/08/12

記事

 子どもの健やかな成長を願う「一心泣き相撲」が11日、神戸市北区有野町有野の有間神社で開かれた。行司らのかけ声とともに、化粧まわしを締めた幼児が大きな泣き声を上げ、両親らは目を細めて見守った。

 当初は同区の有馬温泉にある湯泉神社で開催していたが、場所を有間神社に移して今年で8回目。赤ちゃんが初土俵に上がる姿などから、「赤ちゃんの卒業式」とも呼ばれている。

 今年は約70人が参加し、しこ名入りのかぶとをかぶった子どもらは祈とうを受けると、力士役の大人に抱えられて土俵入り。行司や力士に驚かされ、「ぎゃー」と元気いっぱいに声を上げた。

 このほか、力士に抱えられた状態で四股の奉納をする「赤ちゃん力足」や、子どもを乗せた太鼓をたたいて音で成長を祈る「背伸び太鼓」もあり、境内には威勢の良い太鼓の音や子どもの泣き声が響いていた。

 同区の女性(35)は、生後10カ月の男児を泣き相撲に参加させた。「2年前にお兄ちゃんも出て元気に育ってくれている」といい、「普段はあまり泣かないけど今日は泣いていた。この子も健康ですくすくと育ってくれれば」と笑顔だった。(篠原拓真)