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M's KOBE

海と山に囲まれた港都・神戸。明治期の開港をきっかけに、映画やジャズ、ファッションなど西洋文化をいち早く取り入れ、モダンでハイカラな街として発展してきました。

神戸新聞では2018年7月から市内9区をひと月ずつ訪ね歩く「マンスリー特集」をスタート。これまで紙面掲載された記事を集めました。神戸らしさを象徴する「海(Marine)」「山(Mountain)」「音楽(Music)」「神戸牛(Meat)」「出会い(Meet)」、そして「マンスリー(Monthly)」の頭文字「M」をあしらった、その名も「M's KOBE」。

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秋の行楽シーズンにぴったり 神戸・道場町で名所巡り 2019/10/19

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 神戸市北区道場町の豊かな自然や歴史的建造物を巡る「とりっぷing道場」。用意された30カ所の名所中、制限時間(約2時間)内に20カ所以上も訪ね歩くグループもあった。私もイベントに参加。巡ったスポットの中から、秋の行楽シーズンにぴったりのお薦めを紹介する。(千葉翔大)

■鏑射寺

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 JR道場駅から北へ約1・7キロ。険しい坂道を登ると山の中腹に「鏑射寺」がある。聖徳太子が創建したとされ、同町連合自治会の山下政司会長(75)は「修行僧がこの一帯を、仏教の『道』をきわめる『場』として汗を流した。これが『道場町』の名前の起源になったとの説もある」と説明する。

■千苅ダム

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 鏑射寺と同じ同町生野にあるのが、市内最大級のダム「千苅ダム」。堰堤の完成は1919年で、国の登録有形文化財に登録されるほか、経済産業省の「近代化産業遺産」にも選ばれた。イベントに参加した男性(51)=伊丹市=は「スライドゲートから水が流れる光景は圧巻。100年がたっているとは思えない」と興奮した様子だった。

■百丈岩

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 錦秋を感じるのにイチオシのハイキングコースを紹介したい。

 JR道場駅→平田配水池→鎌倉峡→百丈河原→百丈岩→静ケ池→JR道場駅。渓谷と岩峰、紅葉を満喫できる。

 中でも、船坂川東岸に三面が垂直にそそり立つ百丈岩は絶景だ。立烏帽子を伏せたような高さ約60メートルの巨岩(火成岩)で、ロッククライミングの練習場として知られる。

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 このほか、創立146年の道場小学校(同町塩田)や、戦前、JR三田駅と有馬温泉を結んだ「有馬軽便鉄道」跡(同町日下部)など、同町の魅力を体感する名所はまだまだある。