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M's KOBE

海と山に囲まれた港都・神戸。明治期の開港をきっかけに、映画やジャズ、ファッションなど西洋文化をいち早く取り入れ、モダンでハイカラな街として発展してきました。

神戸新聞では2018年7月から市内9区をひと月ずつ訪ね歩く「マンスリー特集」をスタート。これまで紙面掲載された記事を集めました。神戸らしさを象徴する「海(Marine)」「山(Mountain)」「音楽(Music)」「神戸牛(Meat)」「出会い(Meet)」、そして「マンスリー(Monthly)」の頭文字「M」をあしらった、その名も「M's KOBE」。

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玩具花火5千発打ち上げ 父親らが作る子ども達への花火大会 2018/08/07

記事

 父親らが花火師役になって約5千発の玩具花火を打ち上げる「大人達が作る子ども達への花火大会」が5日夜、神戸市灘区岸地通1、灘区民ホール前であった。都賀川の河辺に集まった親子らは、色鮮やかな閃光が夜空に飛び出すたびに感嘆の声を上げていた。

 玩具花火の良さを見直そうと、地元住民らでつくる実行委員会が2012年から続ける。準備の苦労や火の取り扱いなどの学びを通じ、親子の絆を深めてもらおうという狙いもある。

 主役は約20人の父親ら。地元専門店「クリス」の栗須哲秀社長(42)の協力で資格の要らない玩具花火を組み合わせ、火を付けていった。自転車の車輪や自作の台座を使って打ち上げ方法も工夫し、親子らは同ホールの最上階近くまで上がった花火に見とれていた。

 花火師役の会社員(40)は「年々協賛企業が多くなり、『灘ファン』が増えることがうれしい」と額の汗をぬぐった。美野丘小学校4年の男児(9)は「クライマックスがきれい」と笑顔だった。(竹本拓也)