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M's KOBE

海と山に囲まれた港都・神戸。明治期の開港をきっかけに、映画やジャズ、ファッションなど西洋文化をいち早く取り入れ、モダンでハイカラな街として発展してきました。

神戸新聞では2018年7月から市内9区をひと月ずつ訪ね歩く「マンスリー特集」をスタート。これまで紙面掲載された記事を集めました。神戸らしさを象徴する「海(Marine)」「山(Mountain)」「音楽(Music)」「神戸牛(Meat)」「出会い(Meet)」、そして「マンスリー(Monthly)」の頭文字「M」をあしらった、その名も「M's KOBE」。

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「100人集まるで」長田最大のラジオ体操 朝の交流で心身元気 2018/11/30

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 「神社で毎朝ラジオ体操やってるんや。100人集まるで」。神戸市の長田神社周辺を取材中、そう声を掛けられた。参加者は高齢者が中心で、10年以上参加している人もいるとか。長田区に七つあるラジオ体操の会の中で参加人数は最大規模といい、同神社の境内は毎朝、お年寄りたちの一大“社交場”となっている。

 同神社でラジオ体操が始まったのは1996年。地元自治会の辻野芳郎会長(77)に「ご近所同士、神社でラジオ体操をやりたい」との声が寄せられ、20~30人ほどで始めたという。

 参加者が大きく増えた理由の一つに、同神社の立地がある。北部の丸山地区、南部の尻池地区からは、ゆるい坂道を歩いて15~30分ほど。両地区からの参加者は「朝の軽い運動にちょうどいい」と口をそろえる。

 10年前に通い始めた同区の主婦(82)は先月、参加3千回を達成。長続きしている理由を「一番は友だちに会えるから」と明かし、「おはようとタッチをし合い、体操後はおしゃべりしながら帰る。ささいなことが楽しいんです」と笑う。朝の交流で心身共に健康になっているようだ。(真鍋 愛)