People People

M's KOBE

海と山に囲まれた港都・神戸。明治期の開港をきっかけに、映画やジャズ、ファッションなど西洋文化をいち早く取り入れ、モダンでハイカラな街として発展してきました。

神戸新聞では2018年7月から市内9区をひと月ずつ訪ね歩く「マンスリー特集」をスタート。これまで紙面掲載された記事を集めました。神戸らしさを象徴する「海(Marine)」「山(Mountain)」「音楽(Music)」「神戸牛(Meat)」「出会い(Meet)」、そして「マンスリー(Monthly)」の頭文字「M」をあしらった、その名も「M's KOBE」。

Kobe
People People People

頭上の道、見えない記念物… 長田・丸山“珍五景” 2018/11/06

 すり鉢状の急斜面に民家がびっしりと並ぶ長田区北部の丸山地区。まちを歩いていると「えっ?」と思う風景や「何コレ?」と思うものに遭遇する。その中から厳選した五つのポイント“珍五景”を紹介する。(石川 翠)

■屋根の上を歩けそう

記事

 丸山の“絶景”ポイントの一つ。何と! 2階建ての屋根と道路が同じ位置に。急斜面に沿って7層、8層にも民家が並ぶ丸山の地形ならではだが、「屋根の上を歩けそう」

■見えない記念物

記事

 六甲山の形成につながった「丸山衝上断層」(明泉寺町3)。市の説明書きによると、1億9千万年前の花こう岩が3千万~100万年前の層の上に突き上げられていることから、六甲山が隆起したことを示す貴重な断層とされる。国の天然記念物として指定されたが、石垣での補強や木々で覆われてよく見えない。

■滝?

記事

 苅藻川に架かる橋の名前に足を止めた。「滝見橋」(明泉寺町3)。橋上からのぞき込むと滝っぽい人工の砂防堤防があるだけ。地元の人に尋ねると、昔は本物の滝があり、滝見橋とネーミングされたとか。河川の改修しに伴い、現在の状態になったという。

■ひっそりと観音さま

記事

 地区名の由来となった東丸山町の丸い山。その山頂付近に、この地域を開発した会社と自治会によって建立された「丸山観音」がある。「最近では登る人も随分少なくなりました」と地元関係者。現在は頂上にあるNHKの電波塔の管理で立ち入る人がいるくらいだそう。

■半分、地中

記事

 厳密には丸山地区に隣接する長田天神町にある送電鉄塔。よく目を凝らしてください。別の鉄塔から伸びてきた送電線が、この鉄塔で真下へ。実は、ここから先が地下に潜る、珍しい鉄塔という。