People People

M's KOBE

海と山に囲まれた港都・神戸。明治期の開港をきっかけに、映画やジャズ、ファッションなど西洋文化をいち早く取り入れ、モダンでハイカラな街として発展してきました。

神戸新聞では2018年7月から市内9区をひと月ずつ訪ね歩く「マンスリー特集」をスタート。これまで紙面掲載された記事を集めました。神戸らしさを象徴する「海(Marine)」「山(Mountain)」「音楽(Music)」「神戸牛(Meat)」「出会い(Meet)」、そして「マンスリー(Monthly)」の頭文字「M」をあしらった、その名も「M's KOBE」。

Kobe
People People People

写真映え間違えなし 軒下につるされた600個の柿 神戸 2019/11/27

記事

軒下につるされる約600個の干し柿=兵庫楽農生活センター

 神戸市西区神出町小束野の「兵庫楽農生活センター」で干し柿作りが進んでいる。1本のひもに10個の干し柿が何本も連なって軒下につるされており、まるで実りのカーテンだ。

 同センター楽農交流課主事大島道斗さん(28)は「季節に合った飾りとして職員で考えました」と話す。気温が低く、乾燥しやすい晩秋は干し柿に最適で、約2週間前から、10人ほどの職員で渋柿の調達や皮むきなどの作業を進めてきたという。

 その数は約600個。日差しを受け、風にさらされながら、次第に赤黒くなっていく。年末にかけ、甘みも増し、歯ごたえのある食感になる。

 大島さんは「『写真映え』間違いなしです」と自信ありげな表情。インスタ映えする写真を撮ろうと必死になっていると、冷たい風が吹き抜けた。「さむっ」。思わず口をつく。冬はすぐそこだ。(千葉翔大)