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M's KOBE

海と山に囲まれた港都・神戸。明治期の開港をきっかけに、映画やジャズ、ファッションなど西洋文化をいち早く取り入れ、モダンでハイカラな街として発展してきました。

神戸新聞では2018年7月から市内9区をひと月ずつ訪ね歩く「マンスリー特集」をスタート。これまで紙面掲載された記事を集めました。神戸らしさを象徴する「海(Marine)」「山(Mountain)」「音楽(Music)」「神戸牛(Meat)」「出会い(Meet)」、そして「マンスリー(Monthly)」の頭文字「M」をあしらった、その名も「M's KOBE」。

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「地域へ恩返し」店舗を交流拠点へ開放 西神ニュータウンの専売所 2019/12/06

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西神ニュータウン西販売所の播田正所長(右)=神戸市西区春日台3、ハリタ新聞補

 「地域とともに-」。本紙西神ニュータウン西(神戸市西区春日台3)と同東(狩場台3)専売所の播田正所長(47)の“地元愛”はひとしおだ。

 父の政徳さん(74)が東専売所を構えたのは30年以上前のこと。当時周囲は田んぼや畑ばかりで、「父も私もこのまちと一緒に大きくなった」と振り返る。その後、西専売所も立ち上げた父の跡を継ぎ、5年前に両専売所の所長となった。

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(上)猫の譲渡会の様子(下)西神ニュータウン西専売所=神戸市西区春日台3

 「地域の人口は増えたが、新興住宅ゆえに住民同士のつながりを深める交流拠点が少ない」と感じた播田所長は、2年前から夕刊配達作業のない日曜、祝日にお店を交流拠点として貸し出している。

 これまで、猫の譲渡イベントなどに利用され、現在は写真家の個展開催に向けて準備を進めている。

 播田所長は「自分そして店を育ててもらった地域への恩返し。利用希望者は気軽に相談してほしい」と話す。(千葉翔大)