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M's KOBE

海と山に囲まれた港都・神戸。明治期の開港をきっかけに、映画やジャズ、ファッションなど西洋文化をいち早く取り入れ、モダンでハイカラな街として発展してきました。

神戸新聞では2018年7月から市内9区をひと月ずつ訪ね歩く「マンスリー特集」をスタート。これまで紙面掲載された記事を集めました。神戸らしさを象徴する「海(Marine)」「山(Mountain)」「音楽(Music)」「神戸牛(Meat)」「出会い(Meet)」、そして「マンスリー(Monthly)」の頭文字「M」をあしらった、その名も「M's KOBE」。

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住民の居場所づくりに大きな役割 神戸・西区の地域委員会 2019/12/21

記事

 自分たちのまちに必要な活動を、自分たちで考え、実現していく-。「自立と自律」を地で行くのが「竹の台地域委員会」(神戸市西区竹の台1~6)だ。

 七つの自治会と18のマンション管理組合&管理会▽行政系6団体(民生委員、青少年育成協議会等)▽10の自主組織など(老人会、学校等)-が集まる小規模多機能自治組織として2010年に発足した。

 まちづくりワークショップを開き、寄せられた地域課題や住民の声を基に「竹の台五か年計画」を策定。住民交流施設「たけのパーク」(同区竹の台2)を拠点にその実現に取り組む。

 昼食時間帯に提供される日替わりランチ(1日20食限定、550円)や放課後時間帯に開く駄菓子屋さんなどは、住民の「あったらいいね」から生まれたアイデアで、子どもから高齢者までの居場所づくりに大きな役割を果たしている。

 住民に関心を持ってもらうため、活動内容やまちの最新情報などを掲載した「竹の台総合新聞」を2カ月に1回発行。部数は約3400部に上り、今や地域住民のバイブルとなっている。同委員会の森川賢子副委員長(62)は「情報の発信や交流を通して、住民が地域の課題を自分のこととして捉え、話し合えるようになれば」と話す。(喜田美咲)