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M's KOBE

海と山に囲まれた港都・神戸。明治期の開港をきっかけに、映画やジャズ、ファッションなど西洋文化をいち早く取り入れ、モダンでハイカラな街として発展してきました。

神戸新聞では2018年7月から市内9区をひと月ずつ訪ね歩く「マンスリー特集」をスタート。これまで紙面掲載された記事を集めました。神戸らしさを象徴する「海(Marine)」「山(Mountain)」「音楽(Music)」「神戸牛(Meat)」「出会い(Meet)」、そして「マンスリー(Monthly)」の頭文字「M」をあしらった、その名も「M's KOBE」。

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カート好き高じてサーキット運営 ナガオカート社長の長尾さん 2019/12/19

記事

サーキットを運営する長尾貢さん=神戸スポーツサーキット

 「ブロロロロ」。山の上でエンジン音が響く。何台ものレーシングカートやバイクが舗装されたコースを走る。レーシングスーツを着た男性が走り終え、フルフェースを脱いだ表情は満足げだ。

 カートなどでコースを走れる「神戸スポーツサーキット」(神戸市西区伊川谷町布施畑)。運営するナガオカートの社長、長尾貢さん(70)は「一般道では味わえないスピード感が魅力」と力を込める。

 19歳からカートにのめり込み、同市中央区でカート販売や整備のショップを開店した。その後、同市北区のサーキット場内の店舗に移ったが、サーキット場が閉鎖されたため、2014年、自ら西区にサーキット場をオープンさせた。

 全長960メートルのコースは、最大直線距離が133メートルあるほか、カーブが幾重にも連なり、初心者から上級者まで楽しめる。100や125ccのエンジンを積んだレーシングカートは最速約100キロまで出せる。一方で、コーナー周辺にクッションを設置するなど安全面にも配慮する。

 全日本カート選手権の会場の一つでもあり、開催日は兵庫県内外から多くのレーサーが集まる。長尾さんは「すごく簡単で誰でも運転できる。まずは乗ってみて」と話した。

 営業時間は、カートが午前9時~午後8時(12~2月)、バイクが午前9時~午後4時。レンタルカートの場合、非会員は初回千円が必要で、1周250円から。ヘルメットや手袋は無料で貸し出す。同サーキットTEL078・974・1414

(川村岳也)