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M's KOBE

海と山に囲まれた港都・神戸。明治期の開港をきっかけに、映画やジャズ、ファッションなど西洋文化をいち早く取り入れ、モダンでハイカラな街として発展してきました。

神戸新聞では2018年7月から市内9区をひと月ずつ訪ね歩く「マンスリー特集」をスタート。これまで紙面掲載された記事を集めました。神戸らしさを象徴する「海(Marine)」「山(Mountain)」「音楽(Music)」「神戸牛(Meat)」「出会い(Meet)」、そして「マンスリー(Monthly)」の頭文字「M」をあしらった、その名も「M's KOBE」。

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何これ?置物たくさん 神戸・須磨寺「おもろいもん巡り」 2019/06/05

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 ひょうきんな銅像や巨大な数珠…須磨寺(神戸市須磨区須磨寺町4)を歩いていると、ユニークな置物をたくさん見かける。お寺というと、敷居が高くて「堅い」イメージだが、同寺では「おもろいもん巡り」と銘打って散策コースを設定している。そこに込められた思いとは-。(久保田麻依子)

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 入り口にあたる仁王門をくぐると、荘厳な表情をした「先手観音」が立っている。参拝後、手形に手を置いてみると「…チーン♪」。えっ、音が鳴るの? ちょっと心がざわつく。

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 「おもろいもんには『笑顔でお参りしてほしい』という先代の願いが込められています」。小池陽人副住職(32)がそう教えてくれた。先代で祖父の小池義人さん(故人)は第2次世界大戦でシベリア抑留を経験。31歳で日本に帰還してからは、シベリアでの壮絶な体験から“30代からは余生”と語り、「生きているなら、みんなが笑顔になるようなことをしよう」と、ユニークな置物を設置するようになったという。ボタンを押すと音楽が流れたり、触ったりできる置物が多く、親子の散策コースとして親しまれている。

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 須磨寺が作成した「おもろいもん巡りマップ」にある14のスポットのうち、4カ所を紹介する。