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M's KOBE

海と山に囲まれた港都・神戸。明治期の開港をきっかけに、映画やジャズ、ファッションなど西洋文化をいち早く取り入れ、モダンでハイカラな街として発展してきました。

神戸新聞では2018年7月から市内9区をひと月ずつ訪ね歩く「マンスリー特集」をスタート。これまで紙面掲載された記事を集めました。神戸らしさを象徴する「海(Marine)」「山(Mountain)」「音楽(Music)」「神戸牛(Meat)」「出会い(Meet)」、そして「マンスリー(Monthly)」の頭文字「M」をあしらった、その名も「M's KOBE」。

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摂津と播磨の国境「旗振山」は絶景ポイント 神戸 2018/08/26

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 摂津、播磨、但馬、丹波、淡路の旧五国からなる兵庫県。その「摂津」と「播磨」の国境を示す看板が、神戸市垂水区と須磨区の区境にそびえる旗振山(標高約253メートル)山頂にあるのをご存じでしょうか。

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 垂水区役所発行の「垂水郷土史」には、豊臣秀吉が全国の土地で行った測量「太閤検地」により、摂津と播磨の国境が決定されたと記載されている。

 看板を見ようと山頂に登った。看板近くに、松尾芭蕉が詠んだとされる俳句「蝸牛 角ふりわけよ 須磨明石」なども刻まれている。

 何より感動したのは、播磨灘、大阪湾を一望できるすばらしい眺めだ。山頂にある「旗振茶屋」は、主に週末の午前7時~午後3時まで営業しており、冬には甘酒やかす汁なども販売している。登山客からの要望で、月に数回、講師を呼んで書道教室や英会話教室なども行っている。(吉田みなみ)