People People

M's KOBE

海と山に囲まれた港都・神戸。明治期の開港をきっかけに、映画やジャズ、ファッションなど西洋文化をいち早く取り入れ、モダンでハイカラな街として発展してきました。

神戸新聞では2018年7月から市内9区をひと月ずつ訪ね歩く「マンスリー特集」をスタート。これまで紙面掲載された記事を集めました。神戸らしさを象徴する「海(Marine)」「山(Mountain)」「音楽(Music)」「神戸牛(Meat)」「出会い(Meet)」、そして「マンスリー(Monthly)」の頭文字「M」をあしらった、その名も「M's KOBE」。

Kobe
People People People

「第一神明」はなぜない? 真相は「第二」にあり 2018/09/18

記事

 「垂水マンスリー」に合わせて、これまでずっと不思議に思っていたことを調べてみた。ずばり「第一神明は、なぜないの?」

 有料道「第二神明道路」は、須磨区から垂水、西区を経由し、明石市までを結ぶ。垂水ゆかりのドライバーにとって、おなじみの道だ。それはいいとして「第一」は一体どこに?

 管理する西日本高速道路関西支社に聞くと、開口一番「『第一神明道路』はありません」。ガーン。気を取り直して、第二神明の成り立ちを教えてもらい、謎が解けた。

 第二神明は1964年、名谷-大蔵谷間が最初に開通した。当初の名称は「神明道路」だった。その後、70年に現在の須磨-明石西間が全線開通したタイミングで「第二神明道路」に名称変更された。

 つまり、第二神明は元々の神明に“上書き”されたものだった。ちなみに同社管理の道路では、第二京阪道路も「第一」が存在しない。

 また、一部で第二神明に並行して走る県道神戸明石線は、須磨離宮以西が「旧神明」の通称を持つが、県道路企画課によると「もともと神戸明石線のバイパスとして第二神明が整備されたからではないか」という。(上杉順子)