People People

M's KOBE

海と山に囲まれた港都・神戸。明治期の開港をきっかけに、映画やジャズ、ファッションなど西洋文化をいち早く取り入れ、モダンでハイカラな街として発展してきました。

神戸新聞では2018年7月から市内9区をひと月ずつ訪ね歩く「マンスリー特集」をスタート。これまで紙面掲載された記事を集めました。神戸らしさを象徴する「海(Marine)」「山(Mountain)」「音楽(Music)」「神戸牛(Meat)」「出会い(Meet)」、そして「マンスリー(Monthly)」の頭文字「M」をあしらった、その名も「M's KOBE」。

Kobe
People People People

独自のTシャツ、おしゃれな店舗 神戸新聞明舞専売所と舞子専売所 2018/09/25

記事

 神戸市垂水区南西部を管轄する明舞専売所=南多聞台6=と舞子専売所=西舞子3。両専売所を経営する山下史晴所長(42)は、昔ながらの新聞販売店のイメージを一新しようと、若年層にも親しまれる取り組みを続けている。

 一つ目はオリジナルTシャツ。「人目に付くならばロゴだけでなくおしゃれなものを」と妻の康子さん(41)が3種類を考案した。新聞の周りを飛ぶツバメや、海を表現したいかりなどがデザインされ、英語の表記も付いている。両専売所の職員らが、配達時や週に約1回の「シニアサポート」で行う高齢者宅のゴミ出しなどで着用している。

 おしゃれな店舗づくりにも努めている。3年前にオープンした舞子専売所は、壁一面グレーで、扉は木製のスライドドア。新聞配達用のミニバイクは、折り込みチラシなどを挟む作業部屋の中に駐車し、道路から見えないようにした。店舗建設中に道行く人々が「カフェができるの?」と見間違うほどだったという。

 山下所長は「清潔感を意識しながら働くのも大切なこと。新聞を配るだけでなく、読者とコミュニケーションを取りやすいように環境を整えるのが理想」と話した。(吉田みなみ)