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M's KOBE

海と山に囲まれた港都・神戸。明治期の開港をきっかけに、映画やジャズ、ファッションなど西洋文化をいち早く取り入れ、モダンでハイカラな街として発展してきました。

神戸新聞では2018年7月から市内9区をひと月ずつ訪ね歩く「マンスリー特集」をスタート。これまで紙面掲載された記事を集めました。神戸らしさを象徴する「海(Marine)」「山(Mountain)」「音楽(Music)」「神戸牛(Meat)」「出会い(Meet)」、そして「マンスリー(Monthly)」の頭文字「M」をあしらった、その名も「M's KOBE」。

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新聞販売店“看板娘” 3人で勤続102年 2018/09/25

記事

 神戸新聞上高丸専売所(神戸市垂水区高丸8)で働く“看板娘”3人のパワーの源は、購読者とのおしゃべりだ。

 春名啓子さん(69)、浜田宏子さん(73)、篠原ツル子さん(70)。子育てが落ち着いた、知人に誘われた、など仕事を始めたきっかけは、ばらばらだが、3人ともこの道30年以上の超ベテラン。知名度も抜群で、配達や集金先では「お疲れさん」「待ってたで」とよく声を掛けられる。

 阪神・淡路大震災も経験した。当時は避難所から専売所に通って朝刊を配ったり、集金時、1軒ずつ安否を確認して回ったりしたという。3人は「自分らも大変やったけど、届けなあかんという使命感があった」と振り返る。

 3人合わせた勤続年数は計102年。気力、体力みなぎる3人は「もちろん、まだまだ頑張ります」と力を込めた。(真鍋 愛)