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ウィリアム・モリス デザインの軌跡 |
2018年04月21日~2018年07月16日
その他|アサヒビール大山崎山荘美術館
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ウィリアム・モリスによるテキスタイル「いちご泥棒」(1883年)photo(C)Brain Trust Inc.
時代を超えて愛されるモリスの世界を紹介
19世紀後半の英国で、手仕事の復興を目指す「アーツ・アンド・クラフツ運動」を主導し、「モダンデザインの父」と称された芸術家・思想家ウィリアム・モリス(1834~96年)。彼のデザイナーとしての歩みをたどる企画展「ウィリアム・モリス デザインの軌跡」が21日、京都府大山崎町銭原5のアサヒビール大山崎山荘美術館で始まる。
工場で大量生産された商品があふれるようになった産業革命後の英国。モリスは仲間らとともに、中世の手工芸を再評価し、自然や伝統から美を再発見するデザイン運動を展開した。思想・運動はドイツ、ロシアなど国外にも波及した。
モリスは社会主義運動家や詩人、モリス商会の経営者など多彩な顔を持つが、本展ではデザイナーとしての才に焦点を当てる。イチゴをついばむ小鳥や草木を意匠としたテキスタイル(布地)「いちご泥棒」など、自然のモチーフを巧みにパターン化し、表現された繊細で上品な装飾美は、100年以上をへた今なお人気がある。
ほかにも壁紙や家具、書籍など主要な作品を出展。モリスが目指した「美しい暮らし」を実感できる。
7月16日まで。4月30日と最終日を除く月曜休館。一般900円。高校・大学生500円、中学生以下無料。JR山崎駅、阪急大山崎駅から徒歩約10分。両駅から無料送迎バスあり。同館TEL075・957・3123
(堀井正純)
INFORMATION
- イベント名
- ウィリアム・モリス デザインの軌跡
- 開催期間
- 2018年04月21日~2018年07月16日
- 開催時間
- 10~17時
- 開催場所
- アサヒビール大山崎山荘美術館
住所その他京都府大山崎町銭原 - アクセス
- JR山崎駅、阪急大山崎駅から徒歩約10分。両駅から無料送迎バスあり
- 料金
- 一般900円。高校・大学生500円、中学生以下無料
- 電話番号
- TEL075・957・3123
- URL
- https://www.asahibeer-oyamazaki.com/tokubetu/38588/
更新日:2018/04/18
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